■ ID | 957 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 尿中医薬品の電解処理における尿中成分の影響 |
■ 著者 | 柿本貴志
埼玉県環境科学国際センター 大澤輝真 新日本製鐵(株) 船水尚行 北海道大学大学院 |
■ 出版元 | (社)土木学会 |
■ 出版年 | 2007 |
■ 誌名・巻・号・年 | 土木学会第62回年次学術講演会、平成19年9月14日 |
■ 抄録・要旨 | 人や家畜に対して投与され、し尿と共に体外に排泄された医薬品が環境中に広く存在することが明らかにされつつある。これは医薬品の生分解性が低く、排水中では低濃度で存在するため、標準的な下水処理では処理困難であるためであり、現在様々な処理法が検討されている。
著者らは電解処理に着目し、病院等から排出される医薬品が高濃度で存在している尿に適用することにより、効率的に医薬品の環境負荷を下げられるものと考え、検討を行っている。本研究では医薬品の電解処理に影響を及ぼす尿中の物質の特定・評価を目的とした。その結果、アスコルビン酸が遮蔽的に、尿酸が競合的に処理を妨害することが分かったが、特にアスコルビン酸は不安定であるため、短時間の貯留により改善可能であると考えられる。 |
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